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【必見】一人ウェブライターが校正・校閲の質を上げる10個の方法

執筆単価が1~3円/1文字からずっと変わらないウェブライターと、5円/1文字以上が当たり前のウェブライターの違いって何だか知っていますか?

答えは、「記事の品質が高いこと」です。

ブラウザの戻るボタンを押したくなった気持ちは分かりますが、これが真理です。

では、記事の品質が低いウェブライターと、記事の品質が高いウェブライターの違いって何だか知っていますか?

それは、「校正・校閲を完璧にこなせているか否か」です。

ちょっと興味を持ちましたか?

ウェブライターにとって校正・校閲スキルは「超」が10個付くほど重要です。

下手をすると執筆スキルよりも大切かもしれません。

そこで、今までの経験を踏まえて一人ウェブライターが校正・校閲の質を高める方法を解説していきます。

ウェブライターに校正・校閲スキルが必要な理由


最初に、ウェブライターにとって校正・校閲スキルがどれほど必要なものかの話をします。

一人ウェブライターとして仕事をした時期

カシトモは夫婦でライター業を営んでいるので、執筆と校正・校閲を分担しています。

しかし、過去に僕が執筆と校正・校閲を全て行う時期がありました。

トモモの妊娠中です。

当時の経験をもとにこの記事をまとめています。

今思い返すと、「ものすごく大変だった」 が真っ先に浮かぶ感想です。

クライアントからの評価は?

結論から言って、一人ウェブライターとして仕事をした当初はカシトモの記事に対するクライアントからの評価は落ちました。

一人で執筆から校正・校閲まで行うのって、実は相当難しいものです。

大手出版会社なら初稿が完了すると、校正担当者と校閲担当者が2人以上介在して原稿修正を行なっていきます。

誤字脱字、文法や表記の誤り、間違った言葉使い、誤植などは読者の信頼を損ねる要因なので、絶対に間違いがあってはいけません。

ほとんどのウェブライターはこれを一人で行うわけですから、相当の知識・スキルがないと「最高品質の記事」は提供できないでしょう。

校正・校閲スキルでクライアントからの信頼は変わる

我々ウェブライターにとっての読者は誰か?

それは第一に「クライアント」です。

記事を掲載するメディアの読者やビジネスのターゲットを想定するのは当たり前ですが、執筆した記事を最初に読んでくれるのはクライアントです。

つまりウェブライターはクライアントという読者を納得させ、信頼を勝ち取る必要があります。

そのためには執筆スキルだけを磨くのではなく、校正・校閲スキルを磨いて完璧な記事へと仕上げることは絶対条件になります。

僕はどうやって校正・校閲スキルを上げたのか?


僕が一人ウェブライターとして仕事をしたことで、クライアントからの評価が落ちたと前述しました。

しかしその後、試行錯誤しながら校正・校閲スキルを上げ、若干ながら評価回復に成功 しています。

とはいえ、トモモが行う校正・校閲の品質には遠く及ばないので、日頃のありがたみを改めて感じる良い機会に なりました。

まずは一人ウェブライターの限界を知ろう

一人ウェブライターが校正・校閲の質を高める方法を知る前に念頭に置いて欲しいのが、「一人ウェブライターの限界」 です。

どんなに優れた執筆者でも校正・校閲まで完璧にこなすのは不可能。

なぜなら、自分が執筆した記事に対して100%の客観性を持つのは無理だから です。

文章というものは、執筆者一人一人の癖が出ます。

癖は無意識に近い状態で行われるものなので、校正・校閲時に意識でどうこうなる問題ではありません。

従って誤字脱字や文法の誤り、微妙な表現の間違いなど執筆者の癖が出ている部分を、執筆者自身が気づいて正すのは非常に難しい話 なのです。

これが「一人ウェブライターの限界」であり、しかし限界を知ることで可能な限り校正・校閲の品質を高められます。

僕は限界を認め、今の自分に何ができるかを追求した

たとえ他人が執筆した記事だとしてもトモモのような校正・校閲はできない。
ましてや自分が執筆した記事となると、完璧には程遠いだろう。

僕の校正・校閲スキルアップはこうして認めるところから始まりました。

その上で、「今の自分に何ができるか?」を追求した結果、これから紹介する校正・校閲の質を高める方法にたどり着きます。

一人ウェブライターが校正・校閲の質を高める方法


それでは実践編です。全部で10個ありますが、特に順番は気にする必要ないので順不同になっています。

実践する際は全てを一気にではなく、少しずつ自身の執筆案件に取り入れてみてください。

校正・校閲には慣れも必要であり、10個全てを取り入れるとそれだけでかなりの時間を費やしてしまいます。

ステップバイステップで行きましょう。

執筆直後に誤字脱字をチェックする

校正・校閲作業の中でも誤字脱字チェックは割と簡単にできる項目です。

Wordなどの文章作成ソフトを使って誤字脱字をチェックする人もいますが、できれば執筆直後の記事を読んでチェックしましょう。

どうせ後々読むのですからその方が効率的です。

類似した漢字の誤字には十分注意してください。

例えば「実積を提示してスキルを証明する」という文章の場合、「実積」ではなくて「実績」が正解 です。

間違いやすい漢字はノートに記録しておくなど日頃から対策すると効果的でしょう。

程良い漢字使用率に修正する

校正・校閲は文章や言葉の誤りをチェックして正すだけが仕事ではありません。

記事全体を俯瞰しながら「漢字の使用頻度」を分析し、読みやすさを向上させるために漢字ばかりの硬い文章にひらがなやカタカナを混ぜ込んだり、逆に漢字を多くしたりします。

ただし、漢字の多い少ないは個人の感覚にもよるので、この作業項目ではツールを使用してください。

使用するツールは「漢字使用率チェッカー」です。ストレートな名称ですね。

使い方は至って簡単。入力欄にチェックしたい文章を入れて「漢字使用率を算出」をクリックするだけ。

実際にチェックした結果

漢字使用率チェッカーを実際に使用した画面

上記はHTMLタグも含まれているので、実際の漢字率は3~5%高いと思います。

ちなみに20%以下で「締まりがない文章」、30%前後で「最も読みやすい文章」、40%以上で「硬い感じの文章」だそうです。

数値は「読売新聞2010年11月27日付の編集手帳」を参考にしているとのこと。

カシトモ!の場合は25%前後を目指して執筆 しています。

新聞や小説とは違い読みやすさ重視なので、多くても漢字使用率は30%以内 に収めるようにしています。

一人ウェブライターが校正・校閲に使用する場合は、クライアントメディアに掲載されている記事のいくつかをチェックしてから基準となる漢字使用率を決めてください。

表記揺れをチェックする

表記揺れとは、特定のモノ・コトを意味する言葉において二通り以上の表現が使われている状態 です。

執筆者が気にならなくても読者はかなり気になるポイント。

それだけでなく、同じ意味なのに表現が異なると文章が上手く頭に入らず、読者は「有益ではない」と判断しがち。

表記揺れは必ずチェックして修正しましょう。

具体的なチェック方法としては、実際に記事を読んでみて表記揺れを見つける他ありません。

表記揺れは「一つ見つければ三つあると思え」 を念頭に置きながらチェックしましょう。

僕が校正・校閲を行なっていた際は文章を読み、表記揺れを一つ見つけたら同じ揺れがないかを検索機能でチェック します。

どの文書作成ソフトにも付いている機能なのでぜひ使ってください。

Pagesならこんな感じでチェック&置換

Pagesで表記揺れをチェックしている場面

検索と置換機能はPagesなら「command+F」、Wordなら「Ctrl+H」のショートカットキーで起動します。

Googleドキュメントの場合はMacなら「command+shift+H」、Windowsなら「Ctrl+shift+H」のショートカットキーで起動します。

固有名詞の間違いをチェックする

固有名詞の間違いは結構多いです。

例えば「コカ・コーラ」は正解ですが「コカコーラ」は間違い、「Coca-Cola」は正解ですが「Coca Cola」は間違いです。

どんな商品やサービスの名称、ブランド、社名、団体名、人物にも正しい固有名詞があります。

間違えたからといって裁判沙汰にはなりませんし、気にしないウェブライターも多いです。

しかし「1%でも記事の質を高めたい」と考えるのなら正しい固有名詞に拘ってください。

固有名詞が正しいからといってクライアントや読者からの信頼が増すわけではありませんが、固有名詞が間違っていると信頼を損ねる恐れがあります。

複雑に考えなければ結局は「固有名詞が正しい=信頼」 ですね。

執筆した記事を読みながら正しい固有名詞を調査し、適宜修正しましょう。

表記揺れと同じように「一つ見つかれば三つあると思え」 を念頭に、検索機能を使って発見・修正してください。

熟語・慣用句のチェックは重点的に

記事を読みやすくしたい、文章のリズムを良くしたいときの強い味方が「熟語・慣用句」です。

下記二つの文章を読み比べてみてください。

此度の新商品は〇〇製作株式会社の経営課題をダイレクトに解決するものと考えたが、予算が厳しいとのことで、想定以上にくいつかない。これ以上の商談はむしろ逆効果。「そろそろ潮時だな」と感じたので引き下がることにした。
此度の新商品は〇〇製作株式会社の経営課題をダイレクトに解決するものと考えたが、予算が厳しいとのことで、想定以上にくいつかない。これ以上の商談はむしろ逆効果。「そろそろ引かなければいけない時だな」と感じたので引き下がることにした。

熟語・慣用句を使うと文体が整い、リズムが良くなるので適度に入れると効果的です。

では、上記の文章で間違いに気づいた人は果たしてどれくらいでしょうか?

上記の文章では「潮時」を「引き際」のような意味合いで使用していますが、これはよくある間違い。

「潮時」の本来の意味は「物事を実行するのに一番良いタイミング」 です。

ウェブ上に掲載されている記事には熟語・慣用句の間違いが多く、正しい用法を意識するだけで記事の質を高められるチャンスになります。

日頃から熟語・慣用句辞典に目を通しておくと間違いに気付きやすくなるので、手軽なスキルアップ方法として取り入れてみてください。

ちなみに僕の愛用辞典は以下の3冊です。

熟語のチェック

慣用句のチェック

カタカナ語のチェック

3冊揃えても3,000円弱ですし、いずれもポケットサイズでかさばらないので重宝しています。

記事を一日寝かせてから文法・表現をチェックする

本来なら一日どころか一週間ほど寝かせる方が良いのですが、納期との兼ね合いでそこまでの時間は取れないことも多々あると思うので一日だけでも寝かせてみましょう。

自分で執筆した記事だとしても、一日寝かせてからまた読んでみると印象がガラリと変わります。

「記事を数日寝かせて再度読む」というチェック方法は池上彰も実践していた そうです。

確か「伝える力」に記載されていたと思います。

ウェブライターの必読書です

漫画版も出てます

文法・表現は執筆者の癖が特に出やすい部分なので、執筆直後ではなく一日寝かせてからチェックするのが正解です。

執筆直後は軽微なランナーズ・ハイ状態になるので文法・表現の間違いや違和感にはほとんど気づけません。

納期が近く一日も寝かせられない場合は、せめて数時間あけてから文法・表現をチェックするように してください。

逆から読んで文法・表現をチェックする

「記事を段落ごとに逆から読む」は一般的な校正・校閲スキルです。

文章というのは一つの大きな流れであり、順当に読むのはその流れに身を任せるようなもの です。

従って、流れに乗っていては気づけない文法・表現の間違いや違和感が時に現れます。

以前投稿した『ビジネスパーソンにとって語彙力よりも大切なこと』をトモモが校正・校閲した際の話です。

この記事の見出し「東野圭吾に学ぶ表現力と想像力」部分に下記の文章があります。

「靴を脱ぎ、玄関に上がった。」といった直接的な表現が非常に多く、イメージがすぐ浮かびます。

執筆時、カッコ内の文章は下記のようになっていました。

「玄関に上がり、靴を脱いだ。」 といった直接的な表現が非常に多く、イメージがすぐ浮かびます。

トモモがこの記事を校正・校閲した際に、何となく違和感は感じつつもその原因に気付けなかったそうです。

逆から読んだとき、「玄関に上がってから靴を脱いじゃダメでしょ」 と気づいたとのこと。

その後「これ読んでみて、どこが間違いか気付く?」と言われて読んでみたのですが、僕は全く気付きませんでした。

玄関口から入って靴を脱ぎ履きする場所は「土間」です。

これは間違えやすいので気をつけてください。

ちなみに「記事を逆から読む」にはパターンが三つあります。

「記事を逆から読む」のパターン

  1. 記事全体を最後から、段落ごとに分けて読んでいく
  2. 「靴を脱いだ。玄関に上がり、」と文字通り逆に読む
  3. 「靴を履き、玄関を下りた。」とシチュエーションを逆にする

それぞれ効果が違います。

一番目は文法の間違い に気付け、二番目は誤字脱字に 気付けます、三番目は表現の誤りに 気付けます。

同じ「記事を逆から読む」でも三つのパターンを駆使すると、それだけで校正・校閲の質はグンと上がるのでぜひ実践してください。

プリントアウトして読んでみる

文書作成ソフトに書かれた記事と、プリンアウトされた記事とでは雰囲気がかなり違います。

プリンアウトするだけで他人が執筆したような感覚になるので、一人ウェブライターの校正・校閲にはおすすめの方法です。

誤字脱字、表現・文法の間違いなどはコメントを直接書き込みながらチェックすると、一人でも執筆者と校正・校閲者を分けたような感覚で取り組めるでしょう。

僕が校正・校閲まで行っていた際は、効果のあるチェック方法だったと記憶しています。

ただし、プリンターを持っていない人は無理に買わないでください。

他の方法で代用できます。

自宅にプリンターがない人は、執筆した記事をそこそこ大きな声で音読すると同じような効果が 得られます。

黙読するか音読するかの違いだけで、記事から受ける印象が変わるので効果的です。

情報の事実確認をしっかり行う

ライターは、書籍やネット上の記事など色々な媒体を参考にしながら執筆していると思います。

世の中に流通している情報は案外デタラメなものです。

とりわけネット上の記事には間違った情報が記載されているケースが非常に多く、単純には参考にできません。

書籍ですら間違った情報を記載している場合があります。

執筆時に限った話ではありませんが、世の中の情報は全て疑ってかかってください。

そうでなければ校正・校閲の質を上げるのは不可能です。

間違った情報発信はウェブライターとして絶対にやってはいけません。

クライアントと読者の信頼を失い、自身のブランド価値を下げてしまいます。

仕事で執筆する記事は「客観的事実」が重要なので、掲載した情報一つ一つの事実確認を行い、間違った情報や不確かな情報は掲載しないよう心がけましょう。

文章作成ソフトの編集履歴機能を使う

PagesやWord、Googleドキュメントにも編集履歴を記録する機能がありますね。

一人ウェブライターが校正・校閲する際は編集履歴機能を使うと、客観性を持ってチェックに取り組めます。

カシトモの見解では、Googleドキュメントの編集履歴機能は見栄えば悪くなり効率性が下がる気がするので好きになれません。

入力時の反応も悪いので若干ストレスです。

やはりPagesやWordなど、端末にインストールして使用できる文章作成ソフトをおすすめ します。

以上が、一人ウェブライター時代に実践した校正・校閲の質を高める方法です。

10個全部実践すれば、一人ウェブライターでも校正・校閲の質は今よりかなり上がると思います。

それなりに時間はかかりますが、高品質な記事を生み出すには欠かせない作業です。

納期がタイトな場合は10個全部実施するのではなく、いくつかの作業に絞って実施するのが良いでしょう。

信頼できる校正・校閲者を見つけるのも有り


カシトモのように夫婦でライター業を営まない限り、執筆と校正・校閲をスピーディに行うのは難しいと思います。

そこで、「信頼できる校正・校閲者を見つける」 のも有りです。

ランサーズの「編集・校正」カテゴリで校正・校閲ができるフリーランスを探してみると、2,000人弱登録されています。

この中から「信頼できる校正・校閲者を見つける」のは簡単ではありませんが、カシトモのように信頼関係のあるパートナーを探せれば今よりずっと質の高い記事をクライアントに提供できます。
※結婚相手を探しましょうという意味ではなく、あくまで執筆者と校正・校閲者として信頼できるパートナーという意味です

「スキルパッケージ」も探してみよう

ランサーズには「スキルパッケージ」と呼ばれる、フリーランスがスキルを販売する機能 が備わっています。

ココナラのような機能です。

検索欄に「校正」と入力して検索すると、スキルを販売しているフリーランスが多数存在します。

しかも、0.2円/1文字と格安で請け負ってくれるスキルもあります。

カシトモは使用していませんがココナラで校正・校閲者を探すのも良いと思います。

どんな方法であれ大切なのは「信頼できるか否か」です。

見極めはなかなか難しいですが、ランサーズやココナラを通じて信頼できる校正・校閲者を見つけられれば、クライアントに対して「品質への取り組み」をアピールできる のでぜひ挑戦してみてください。

ココナラで校正・校閲者を見つける

執筆単価に伸び悩んでいる一人ウェブライターは、校正・校閲スキルを磨こう


どんなウェブライターでも執筆単価 5円/1文字以上は達成可能です。

しかし、校正・校閲を疎かにすれば3円/1文字が頭打ちでしょう。

高品質でなければクライアントは満足しませんし、単価交渉にも応じてくれません。

あなたが執筆単価に伸び悩んでいる一人ウェブライターなら、ぜひこの記事で解説した校正・校閲の質を高める方法を実践してください。

「大人の語彙力」のような書籍をいくら読み漁っても、記事の品質は高まりません。

そもそもウェブライターにとって大切なのは語彙力ではないですし、正しく念入りに校正・校閲を行わなければ、あなたの記事はいつまで経っても中学生レベルです。

厳しいことを言っているようですがそれが現実です。

しかし考え方を変えてみてください。

「中学生レベルで今の報酬なら、プロレベルになったら報酬はどうなるのだろう?」と。

ウェブライターはスキル、やり方、熱意次第でいくらでも報酬をアップできる夢のある職業です。

だからこそ常にポジティブに、貪欲に、慎重に執筆や校正・校閲、ひいてはウェブライターという仕事に取り組んでください。

今は大きく感じる壁も、越えてしまえば何てことはありません。

この記事があなたの壁を乗り越えるきっかけになれば嬉しい限りです。

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