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ウェブライティングとは?ライターの仕事内容も合わせて解説します

よく「プログラミングを学習すれば仕事に困らない」と言われます。

同じように、こうも言えないでしょうか?

ウェブライティングスキルを身につければ仕事に困らない

ウェブライティングは今やプログラミングに匹敵するほど価値あるスキルだとカシトモは思います。

そんなウェブライティングの基礎を詰め込んだ本記事を読めば、次のような疑問を解消できます。

  • ウェブライティングってなに?
  • ライターの仕事内容って?
  • ウェブライティングの基本とは?

ウェブライターの仕事が気になる人や会社でウェブライティングスキルが求められている人は、ぜひ参考にしてください。

ウェブライティングとは何か?


ウェブライティングは文字通り「ウェブに掲載する記事を書くこと」 です。

ただし、自己満足や備忘録としてのブログ記事を書く行為をウェブライティングとは呼びません。

なぜならウェブライティングの目的は「より多くの人に読んでもらい、自分・自社について知ってもらうこと」 だからです。

ウェブライティング=SEOライティング

「全てのウェブライティング」とまではいきませんが、ウェブライティング=SEOライティング と言って良いでしょう。

SEOとは「Search Engine Optimization」の略で、日本語訳は「検索エンジン最適化」になります。

具体的にはGoogleの検索アルゴリズムを理解し、インターネット上に公開した記事を検索上位に表示させるテクニックのこと。

良くも悪くも世界のインターネットを仕切っているのはGoogleです(中国とロシアを除く)。

従って、ウェブサイトはGoogleが定める品質評価基準に従って記事を作成する必要があります。

ウェブライティング=SEOライティングの式が成り立ちますね。

コンテンツマーケティングが普及している

個人・企業がインターネット上に記事を公開し、Google検索からの流入を狙う手法をコンテンツマーケティングと呼びます。

厳密には記事に限らず、動画や写真など様々なコンテンツを使ったマーケティング手法のことです。

ただしコンテンツマーケティングの中心には記事があります。

記事は最も手軽なコンテンツであり、古くから「文章を読む」という行為を人間は好んでいるからです。

また、YouTubeに投稿する動画もポッドキャストに投稿する音声も、シナリオ原稿を元にして作っています。

ウェブライティングではシナリオ原稿を作成することもあるので、記事が世界から無くなることはありません。

ライターの需要はどれくらい?

明確な調査データがないのでランサーズにて今日まで流通しているライター案件を調べてみました。

結果、2008年12月のサービススタートから現在(2021年8月1日時点)で82万6,083件 の仕事が流通しています。

ランサーズのライター案件数

ランサーズはサービス開始から13年目なので、単純計算で年間6万3,544件のライター案件が依頼 されています。

正確にはライターの需要を測るデータではないものの、非常に多くのライター案件が流通していることが分かります。

しかも、たった一つのクラウドソーシング※だけで年間6万件以上です。
※仕事を受注したい人、依頼したい人を繋ぐマッチングプラットフォーム

クラウドワークスなど他にもクラウドソーシングはたくさんあり、ウェブサイト運営者独自にライター案件を依頼することもあります。

ライターの需要はかなり多いと言って良いでしょう。

以上の情報から、「ウェブライティングスキルを身につければ仕事に困らない」 の根拠を理解してもらえたのではないかと思います。

また、ウェブライティングスキルを身につけると「心に刺さるプレゼン資料や企画書が作れる」といったメリットがあります。

ウェブライティングはライターだけでなく、多くのビジネスパーソンにとっても必須スキルなのです。

ライターの仕事内容(フリーランスの場合)


ランサーズの調査によると、コロナ禍の影響でフリーランス人口が劇的に増加したようです。

<フリーランス人口の推移>

フリーランス人口の推移ランサーズフリーランス実態調査2021より作成

2020年から2021年にかけては約60%もフリーランス人口が増加。

フリーランス人口の増加に伴い、ライティングやライターに関する情報流通量も増えたように感じます。

実際、Googleトレンドで調べてみるとウェブライターに対する興味が2020年から2021年にかけて急上昇しています。

Googleトレンドにおける「ウェブライター」

では、気になっている人のためにフリーランスのライター(以下フリーライター)がどのような仕事をしているか解説します。

営業・提案する

フリーライターは黙っていても仕事は来ません。

経験を積みクライアントからの信頼を勝ち取れば、クライアントから継続的に仕事を依頼されることはあります。

しかし、最初のうちは全てのフリーライターが自ら営業・提案を行なっています。

よほど著名なフリーライターでない限りマネージャーが付くこともないでしょう。

従って営業・提案もフリーライターの仕事です。

ちなみにフリーライターの営業・提案はランサーズなどのクラウドソーシングで行う方法と、ウェブサイト運営者に直接行う方法があります。

以下の記事ではランサーズで営業・提案する手順を紹介しているので、興味があれば読んでみてください。

ウェブサイトを分析する

クライアントから依頼される仕事の中には、単に記事を書くだけでなく、ウェブサイトの分析から実施する案件もあります。

ウェブライティングスキルが磨かれ、SEO知識が増えてくると獲得できる案件です。

主に次のような作業を行います。

  • クライアントサイトの特徴を知る
  • クライアントサイトの強み・弱みを知る
  • 競合サイトの特徴を知る
  • 競合サイトの強み・弱みを知る
  • Googleアナリティクス等で流入状況を確認する
  • 流入数が増えない原因を突き止める
  • 流入数を増やす施策を考える

ウェブサイトを分析するには、クライアントサイトのGoogleアナリティクスだけでなく色々なSEOツールを使用します。

例えば「ユーザーがページのどこに注目しているのか?」が知れるヒートマップツールを活用すると深い洞察を得られます。

キーワードを選ぶ

ウェブライティングは記事の中心テーマになる「キーワード選び」が肝心です。

なぜなら、Googleは記事内のキーワードを解析して検索結果に表示する記事をインデックス(登録)しているからです。

例えば本記事なら、キーワードを「ライティングとは」「ライター 仕事内容」の二つに設定しています。

いずれかのキーワードを使用して検索した際に検索上位に表示されれば、本記事のウェブライティングは成功、ということになります。

ウェブライティングにおけるキーワード選びのポイントは、以下の記事で詳しく解説しています。

キーワード選びだけでも色々なポイントを意識する必要があるので、ぜひ参考にしてください。

構成案を考える

構成案とは「どのような記事を書くか?」を示す企画書のようなものです。「骨子(こっし)」ともいいます。

キーワードを選んで記事の中心テーマを決めても闇雲に書き始めるのはやめましょう。

必ずと言って良いほど記事のテーマがブレてしまいます。

最初に全体の構成を作り、それを記事執筆時の指針にします。

ウェブライティングで大切なことは「読者に有益な情報を提供すること」 です。

しっかりとした構成案がなければテーマがブレてしまい、伝えたい情報も伝わりません。

すなわち「読者に有益な情報を提供すること」が叶わなくなります。

カシトモは一記事の構成案を考えるだけでも30分以上は使います。

前傾の【基礎】SEOライティングで意識すべき20個のポイントにて構成案を考えるポイントも紹介しているので、合わせて参考にしてください。

記事を書く

ライターと聞けば「記事を書く仕事」というイメージが強いですね。

実際、ライターにとっても一番重要で、一番楽しい時間になります。

どんな記事を何文字で書くかは依頼される仕事によって異なります。

企業のウェブサイトなら2,000~10,000文字がよく依頼される文字数です。
個人のウェブサイトなら10,000文字以上を依頼されることもあります。

というのも個人は企業に比べて「信頼性が弱い」傾向にあるため、記事の情報量を増やしてより有益な記事に仕上げる必要があるからです。

ただし、決して「情報量が多い=優れている」ではありません。あくまで「正確かつためになる情報を多く盛り込むこと」が大切。

すると読者はたった一記事でより多くの疑問や問題を解消できるので、有益な記事に仕上がりやすいのです。

カシトモの経験上、文字数が少ない記事よりも多い記事の方が執筆は大変 です。

文字数が多い方が全体の構成を考えながら執筆する作業が増え、脳をフル稼働させながら執筆するので負担が大きくなります。

従ってライターとして仕事をするならば、「文字数が多いから単価を安くする」ではなく、「文字数が多いのから単価を高くする」という考え方 を持ってください。

実は多くのライターが気づいていない盲点です。

クライアントが記事を大量発注してくれるならまだしも、記事あたりの文字数が多いからといって低単価で仕事をすると割に合わないので絶対にやめましょう。

「文字数が多いと負担も大きいから単価を上げてください」とお願いすると、クライアントは案外納得します。

以下の記事では初心者ライターがクライアントと単価交渉するポイントや、大切な考え方について解説しています。

カシトモの経験に基づいているので有益な情報かと思います。

校正・校閲する

ライターにとって一番楽しい時間の後には、一番の難関が待っています。それが校正と校閲です。

  • 校正:二つの原稿を突き合わせて問題がないか確認する作業
  • 校閲:誤字脱字や表記揺れ、文法の誤りなどを正す作業

ウェブライティングの仕事でよく言われる「記事を校正する」は、どちらかというと校閲を指しています。

なぜ、ライターにとって校正・校閲は一番の難関なのか?

理由は「自分で書いた記事には100%の客観性を持てず、問題に気づきにくいから」 です。

例えば自分は差別表現ではないと思って書いた文章も、読者は差別表現と感じる可能性があります。

元来、「記事」とはライター本人が校正・校閲するのではなく、一人以上の校正・校閲者を挟んで仕上げるものです。

大概の出版物は一人以上の校正・校閲者を挟みライターとの確認作業を進めることで、記事の問題点を取り除いています。

従って一人で活動することが多いフリーライターにとって校正・校閲は一番の難関なのです。

しかし悲観しても仕方ないので、一人でも校正・校閲を完璧にこなす必要があります。

いえ、完璧は無理なので「可能な限り校正・校閲の質を上げる」 と言った方が良いでしょう。

以下の記事はフリーのウェブライターが校正・校閲の質を上げるポイントをまとめています。

僕がやむを得ず一人で活動していた際の経験を交えているので、参考にしてください。

推敲する

「すいこう」 と読みます。

推敲は校正・校閲を経て問題点を取り除いた記事を、さらに磨き上げる作業です。

ブラッシュアップ(磨き上げ)とも言われます。

記事を推敲する際のポイントは、都度の感覚で行うのではなく明確な基準を持って取り組むこと です。

人の感覚というのは日々様々な事象から影響を受けて変わっていくので、非常に不確かなものです。

一見「センスで記事を書いているライター」も、実は自分なりに基準を持っているからこそ質の高い記事を量産できます。

推敲のポイントは前掲の【必見】一人ウェブライターが校正・校閲の質を上げる10個の方法と、後述する「ウェブライティングの基本」を参考にしてください。

修正対応する

クライアントに納品した記事が一発OKになるのは稀です。

ほとんどの記事では、一回または二回の修正対応が必要になります。

クライアントに記事を納品する段階では、書いた記事に自信を持っているため修正対応を依頼されるとショックを受けると思います。

「あんなに頑張って書いたのに修正なんて…」

気持ちは分かりますが、ライターに修正対応は付きものです。

ライターとクライアントが違う人間である以上、価値観も違います。

従って、「自分が最高と思った記事が他人にとっては最低」なんてケースも起こり得ること を念頭に置きましょう。

また、クライアントから依頼を請け負う際は修正対応の上限回数を決めておかないと、延々と修正対応を迫られる場合もあるので注意してください。

請求書を作成・送付する

ランサーズなどのクラウドソーシングには「仮払いシステム」が搭載されていて、クライアントから報酬金額が仮払いされた状態で仕事を進めます。

仕事が完了すると支払い処理がされ、報酬金額がクラウドソーシング上の口座に入金されます。

故に請求書の作成・送付は不要です。

一方、クライアントと直接取引する場合は請求書を作成・送付する必要があり、割と大変な作業です。

請求書フォーマットをクライアント毎に合わせたり郵送したり、そこそこ多くの時間を費やすことでしょう。

ただしランサーズでは報酬金額から手数料が引かれるので、まさにトレードオフですね。

現在では、請求書を作成しボタン一つで郵送してくれるサービスもあります。

請求書の作成・送付にかかる作業時間を短縮できるので、生産性向上のために導入してみるのも良いかもしれません。

Misoca(みそか)という請求書作成サービスなら、いろいろなテンプレートを使って簡単に見積書を作成できます。

今なら年間費用が1年間無料になる太っ腹キャンペーン実施中です。

確定申告する

確定申告とは、前年の所得(収入から必要経費を引いた金額)を税務署に申告する作業です。

申告時の所得金額に応じて所得税を確定するためのものになります。

納税は国民の義務なので、当然ながらフリーライターは確定申告を行わなければいけません。

会社員なら会社が所得の申告と所得税の納税を代行してくれますが、フリーランスは全て自分で申告します。

ライターを含めフリーランスにとって確定申告は年に一度のビッグイベント。緊張します。

基本、確定申告への所得金額記入は申告者本人の意思に委ねられています。

「ちょっとくらい大丈夫だろう」と考えて必要経費を多めに差し引き、所得金額を少なく見積もる人もいますが、やめておいた方がよいでしょう。

フリーランスといっても年収が増えると税務署が調査に入る可能性があります。

色々と突かれてボロが生じ、追徴課税されるよりも最初から誠実に納税した方が税務署からの信頼も得られます。

以上がフリーライターの仕事内容です。案外多いですね。

フリーライターとして独立したい人は、書くだけが仕事ではないことを覚えておいてください。

ウェブライティング基本の「キ」


ウェブライティングには基本があります。

如何なる仕事でも基本は大切ですし、基本さえ押さえればライターとして一定の収入を獲得できます。

以下に挙げる基本を押さえれば記事の質が上がり、1円/1文字の案件は確実に受けられるようになる ので参考にしてください。

また、記事を推敲する上でも重要なポイントです。

読者ファーストを意識する

読者にとって有益な記事とは、「読者に時間を極力取らせずに疑問や悩みを解消する記事」 です。

前述の通りウェブライティング=SEOライティングの式が成り立つので、読者が有益と判断してくれる記事に仕上げなければ意味がありません。

従ってキーワードの選定、構成案の作成、記事の執筆を行う際は「読者ファースト」 を常に意識しましょう。

読者ファーストな記事の特徴

  • 読者の「知りたい」に応えている
  • 結論から述べられている
  • 最初から最後まで一貫性がある
  • 情報を網羅している

ウェブライティングはウェブサイトの集客数アップのためのスキルです。

しかし、記事は読者の疑問や悩みを解消し、人生を少しでも楽しく面白くするために存在します。

故に「集客数アップ」以前に「読者ファースト」を心がけることが大切なのです。

Googleも意識する

読者同様、無視できない存在がGoogleです。

インターネット上に公開した記事が検索上位に表示されるか否か、全てはGoogleのアルゴリズム次第 です。

つまりGoogleに好かれる記事でなければ上位表示は難しいので、Googleも大いに意識しなければいけません。

Googleを意識したウェブライティングについては、前傾の【基礎】SEOライティングで意識すべき20個のポイントで全容をまとめているので参考にしてください。

難しい言葉は使わない

ウェブライティングで作る全ての記事は、小説のような純粋な読み物ではありません。

読者に有益な情報を提供し、疑問や悩みを解消し、かつウェブサイト運営者のビジネスや収益に繋がるようなものです。

記事内で難しい言葉を使うとほど上記の目的から離れていきます。

例えば本記事では「推敲」の言葉を登場させた際に、推敲の読み方と意味を解説しました。

しかし、ライターでなければ聞き慣れない言葉なので、読み方も意味も分からない人が多いと思います。

もしも解説が無ければ読者は「推敲」の読み方や意味を調べなければいけないので、非常に手間がかかり、読者ファーストではなくなりますね。

「面倒な記事は読みたくない」 というのが読者の心情なので、難しい言葉を多用した記事は有益とは程遠いのです。

最近では「語彙力を磨くこと」に躍起になっている人が多いように感じます。

ところが本当に大切なのは、語彙を増やすことよりも「分かりやすい表現で伝えること」 です。

ウェブライティングで使う言葉は中学生レベルで十分。

難しい言葉を使って語彙力をアピールするような記事は、ライターのエゴだと覚えておきましょう。

こそあど言葉は使わない

こそあど言葉は、いわゆる指示語のことです。

「これ」「それ」「あれ」「どれ」など特定の物事を指し、会話の中で使用するなら便利な言葉です。

しかしウェブライティングには不適切です。

読者はこそあど言葉が示す物事を理解できても、Googleは理解してくれません。

従ってSEOの観点からこそあど言葉は使わないのが正解です。

カシトモもこそあど言葉は極力排除しています。

ウェブライティングの根底に「読者の疑問や悩みを解消する」を据えていますが、Googleからも好かれたいのも事実。

インターネット上に公開する記事は流入数が増えてこそなので、読者とGoogleの両方を意識するならばやはりこそあど言葉は使わない方が容易でしょう。

一文の長さは80文字以内

価値観は人によって違うので「読みやすい一文の長さ」も人により変わります。

カシトモの場合、一文の長さは80文字以内 と基準を定めて記事を書いています。

なぜ80文字以内か?

仕事柄、他人の記事を読むことも多く、その経験から得たのが「内容が頭にスッと入りやすいのは一文が80文字以内」でした。

これまで取引をしたクライアントにもらったレギュレーション(執筆ルール)から、一文の長さを40文字以内に設定するケースが多いです。

確かに40文字以内なら一文一文は簡潔に書けます。しかし、小学生の作文っぽくなるのでカシトモは推奨しません。

下記二つの文章を読み比べてください。

『ウイスキー』(一文80文字以内)
僕は最近、ウイスキーにハマっています。理由の一つ目は「ウイスキーをロックで飲む男はカッコイイ」と思うから、二つ目は「ウイスキーは蒸留酒なのでビールやワインに比べて糖質が少なく、健康に良いから」です。といっても、嗜好し始めたばかりのウイスキー初心者なので、まだ味や香りのちょっとした違いしか判別できません。これから少しずつウイスキーの知識を増やし、銘柄ごとの違いを知り、いずれは記事にまとめたいと考えています。
『ウイスキー』(一文40文字以内)
僕は最近、ウイスキーにハマっています。理由は二つあります。一つ目は「ウイスキーをロックで飲む男はカッコイイと思うから」です。二つ目は「ウイスキーは蒸留酒なのでビールやワインに比べて糖質が少ないから」です。といっても、嗜好し始めたばかりのウイスキー初心者です。なので、まだ味や香りのちょっとした違いしか判別できません。これから少しずつウイスキーの知識を増やしていき、銘柄ごとの違いを知っていきます。いずれはその知識を記事にまとめたいと考えています。

どうですか?40文字以内で書く方が子供っぽく感じると思います。

しかし80文字以内で書いたからといって、文章の伝わりやすさはさほど変わりませんね。

あくまでカシトモの見解なので、読者の感覚によっては40文字以内の方が読みやすいと感じることもあります。

100%の正解は存在しないため、自分なりの感覚で一文の長さを決めてみてください。

体言止めを入れる

「です、ます調」で文章を書く場合、締めのバリエーションは以下しかありません。

  • ~です
  • ~ます
  • ~でしょう
  • ~ましょう
  • ~ください
  • ~ません

以上、6つだけ。非常に少ないですね。

「~ですね」と「~ますね」は口語体なので、クライアントの依頼記事では使わないのが正解です。

基本は「~です」と「~ます」を使用し、それ以外の言葉は適宜使います。

「~でしょう」や「~ましょう」を無理に使えば文章として不自然ですし、結局は「~です」と「~ます」に頼ることに。

では、体言止めを入れてバリエーションを増やしましょう。
ちなみに体言止めとは文章を名詞や動詞などで締めるテクニックです。

先程の「80文字以内で書いた文章」に体言止めを入れてみましょう。

『ウイスキー』(一文80文字以内&体言止めバージョン)
僕は最近、ウイスキーにハマっています。理由の一つ目はウイスキーをロックで飲む男はカッコイイと思うから、二つ目はウイスキーは蒸留酒なのでビールやワインに比べて糖質が少なく、健康に良いから。といっても、嗜好し始めたばかりのウイスキー初心者なので、まだ味や香りのちょっとした違いしか判別できません。これから少しずつウイスキーの知識を増やし、銘柄ごとの違いを知り、いずれは記事にまとめたいと考えています。

体言止めを入れたのは一箇所だけですが、より大人ぽい表現に変わり、文章のリズムも良くなりました。

日本人なら誰もが「句点(。)は2拍置いてから次に文章を読む」 と小学生時代に教わったと思います。

しかし不思議なことに体言止めを使うと「句点(。)」が0.5拍ほど短くなります。

おそらく「0.5拍の短縮」と、「~です、~ますが続かないこと」が文章のリズムを良くしている要因です。

ただし、体言止めの使い過ぎは逆に文章のリズムを悪くするので、一段落で多くても二個に留めましょう。

シンプルに表現する

文章表現は可能な限りシンプルな方が頭に入りやすくなります。

日本語は本当に表現豊かな言語であり、外国人からすると日本語学習の難しさにもなっていると思います。

例えば「~ないことはない」という、二重否定と呼ばれる言葉。「否定+否定」で肯定し、さらに断定的な肯定を避ける表現です。

奥ゆかしいと言えば聞こえは良いですが、ウェブライティングの観点から考えると「面倒な表現」 と言わざるを得ません(←)。

なので表現は可能な限りシンプルにしましょう。

例えば「~ないことはない」のように断定的な肯定を避けたい場合は、「~あると思う」の方がよりシンプルです。

また、二重否定は「否定+否定」で肯定しているのですが、語尾が否定で終わるためネガティブな印象を与えます。

ウェブライティングの目標の一つは「読者に前向きになってもらうこと」です。従ってシンプルな表現を基本として押さえてください。

適度に改行する

「論より証拠」ということで、先程の文章に改行を加えてみます。

『ウイスキー』(一文80文字以内&体言止めバージョン&改行入り)

僕は最近、ウイスキーにハマっています。

理由の一つ目はウイスキーをロックで飲む男はカッコイイと思うから、二つ目はウイスキーは蒸留酒なのでビールやワインに比べて糖質が少なく、健康に良いから。

といっても、嗜好し始めたばかりのウイスキー初心者なので、まだ味や香りのちょっとした違いしか判別できません。

これから少しずつウイスキーの知識を増やし、銘柄ごとの違いを知り、いずれは記事にまとめたいと考えています。

改行が入るとグッと読みやすくなりますね。

ただし、一文ごとに改行を入れなくても大丈夫です。

文字サイズや表示幅はウェブサイトによって異なるので、一段落として読みやすい行数を模索してください。

当ブログの場合は文字サイズが大きめで表示幅が小さいので、読みやすさを考慮して二文以内で改行を入れています。

リード(導入)文は最初に書く

「えっ、当たり前じゃない?」と思われたでしょう。

ところが、ウェブライティングについて解説している記事の大半は「リード文は最後に書きましょう」と指南しています。

僕は逆です。リード文は最初に書きます。

個人の感覚にもよるでしょうが、僕の場合はリード文から入らないとスムーズに記事を書けません。

つまりリード文は「執筆スイッチ」のような役割 を果たしています。

ちなみに「リード文は最後に書きましょう」を言われる所以は、「要約の役割があるから」 です。

確かに記事要約は大切ですし、リード文を最後に書く方が遥かに楽です。要約すれば良いだけなので。

しかしそれでは「面白味のないリード文」になってしまうと僕は考えています。

なぜなら、リード文は記事の中で最もクリエイティブな部分だから です。

独創性・創造性を発揮すべき部分だからこそ、先入観を持たず、真っ白なキャンバスに最初の筆を入れるような感覚で書くべきだと思います。

もちろん記事を書き終えてから手直しは入れますが、独創性・創造性はそのまま残しておきます。

ウェブライティングは芸術というより製造に近い仕事です。

「読者によく読まれる記事、Googleに好かれる記事」という型にはめて書くことの方が多いため、たくさんの記事を書いていると苦痛に感じる時があります。

だからこそ僕は、リード文だけでも「クリエイティブな部分」と考えてウェブライティングを楽しんでいます。

ライター自身が楽しめない記事を、果たして読者は楽しめるでしょうか?

「ウェブで読む記事」を強く意識しよう


10,000文字以上の記事を書いていると途中で身体・精神が疲れますが、まとめ部分を書くときは少し寂しい気持ちになりますね。

それはウェブライティングを楽しんでいる証拠。

最後に伝えたいこと

それは、ウェブライティングを行う上で「ウェブで読む記事」を強く意識して欲しい ということ。

「ウェブで読む記事」は大半が無料です。

大切な人からのプレゼントでもない限り、無料のものを大切に扱ってくれる人は、非常に稀です。「ウェブで読む記事」も例外ではありません。

従って、多くの読者はウェブサイトに掲載されている記事を流し読みします。自分にとって必要な情報だけを抜き取ればポイッと捨てられてしまうわけです。

悲しいことですが、ウェブライティングの現実です。

しかし悲しさを受け入れ、「ウェブで読む記事」を強く意識すると読者にとってより有益な記事が書けるようになります。

全ての成長の始まりは「現実を受け入れること」です。

ウェブライティングの現実を受け入れ、その上で「読者にとって有益な記事とは何か?」を追求してください。あとGoogleにとっても。

本記事が少しでも多くのライター初心者や、ウェブライティングスキルを求められている人の役に立てれば幸いです。

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